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企業不動産戦略の策定・実施
日本郵船グループのCRE(企業不動産)について、企業価値向上の観点から、全体最適視点・長期的視点に立って見直しを行い、資産価値の最大化(運用益増加によるキャッシュの確保、将来的な投資や他事業への資金投入のための資金準備、財務体質の改善等)を実現するためのサポートをおこなっています。
(例)CRE戦略マネジメント実践フロー
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A. 資料整理
- ①必要な情報(物理的情報、権利的情報、経済的情報、運用情報)の有無を確認し、各種資料を整備し、流動性の高い状態(いつでも売却できる状態)にしておきます。
- ②CREマネジメントを実施する為の基本情報の収集。
- ③CRE情報の一元管理
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B. リスク評価
- ①財務リスク 時価と簿価を把握し、減損兆候等を把握
- ②環境リスク 土壌汚染、アスベスト、PCB等の有無及び処置状況を把握
- ③法令リスク 各種法令に対する遵法性の把握
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C. ポテンシャル評価
現状の使用状態を考慮し、原価法、開発法、収益還元法を用いて各物件に対する市場価値の検証・評価。
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D. パフォーマンス評価
- ①適性用途の評価 使用用途の市場性との比較・容積率消化有無等の分析・比較・評価
- ②収益性評価 年度毎に各物件の収入・費用構造等の分析・比較・評価
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E. CRE最適化戦略の策定
財務への影響等を考慮した上で、A~Eに基づき、日本郵船グループのCRE最適化シミュレーション(継続保有、建替え、売却、新規取得等)の策定を毎年行っています。
また、CRE戦略策定に基づき進捗状況の管理を行い、毎年の策定に反映、都度の状況にあった見直しを行っています。